高血圧とメディカルアロマテラピーの関係
海外ではハーブ、精油を医療の世界に利用するという事が古くから行われてきました。
日本では近年になって、精油やハーブなどを個人で利用するという方も多くなっていますが、諸外国では昔からハーブの効果への理解が深く、特に精神的安らぎを与えるアロマは、医療分野などに広く利用されてきました。
高血圧になる理由の多くが、食生活や生活習慣等に起因するといわれていますが、高血圧になる要因の一つに、ストレスを継続的に受けたり、心配事、不安なことがあるなどの精神的な要因も考えられます。
血圧はこうした精神的な部分を強く受けるため、不安感が強かったり心配事があったりすることで、血圧が高い状態が維持されてしまう事もあるのです。
血圧が高い状態の方は、興奮しやすかったり、神経質だったりという方も多いので、心を鎮める、癒しを感じリラックスできる状態を作り出してくれるメディカルアロマテラピーは、ぜひ、体験していただきたい代替え医療です。
血圧そのものについてお薬などを利用して効果させるという事ではありません。
そうではなく、血圧が少しでも低い状態を維持できるように、心休まる時間を作る、というのがメディカルアロマテラピーです。
日本国内ではアロマというと、精油を利用したマッサージというイメージがありますが、メディカルアロマテラピーの場合、精油の成分そのものを体にしみこませて、その効果を得る、という物です。
つまり、マッサージなどから得られる効果よりもずっと高い効果が期待出来るというわけです。
メディカルアロマテラピーに利用する精油、オイルは、原料によってそれぞれ期待できる効果が違います。
利用される原料をよく理解し、高血圧になった方の状態を確認し、その方に合ったアロマテラピーを行います。
最近は医療機関でも、こうしたメディカルアロマテラピーの施設を新設したというところも多くなりました。
治療と並行して行う事で、相乗効果が生まれ、血圧コントロールが出来るようになります。