高血圧の原因について
高血圧の原因はたくさんあります。
一番多く言われているのが、塩分の取りすぎ、脂質のとりすぎなど、食べ物による原因です。
また寝不足をしたり、遅くまでお酒を飲んだりしているなど、生活習慣の乱れなども血圧の変動につながります。
皆さんもこういった経験があると思いますが、例えば、いきなりショックな出来事にあい、心臓がどきどきし、急に頭が熱くなるような感覚、また逆に、すっと血の気が引くような感覚もあります。
こうした感覚は血圧によるものが多く、高血圧の原因には、ストレス、不安状態、ショックな出来事なども含まれています。
食べ物などが原因で起こる場合、一過性のものではなく、毎日食べているものによって徐々に徐々に血圧が高い状態が維持されていき、気が付かずに放置していれば、重大な病気になる事も少なくありません。
この血圧が高い状態が維持されている時に、一時的に血圧が急上昇するような出来事に遭遇すると、より合併症リスクが高くなります。
ストレスを継続的に受けている人は、そのストレスを少し感じただけでもひどく圧迫感を感じ、いきなり血管が収縮し、血圧が急上昇、一過性でも非常に高い高血圧となり、脳出血などの合併症を引き起こすこともあります。
つまり、精神的要因で長く不安感があったり、ストレスを感じるような出来事にさらされているとより大きなストレスにさらされた時、合併症リスクが高くなるという事です。
高血圧の原因は一つという事ではなく、複数の事が絡み合って起こるという事も多いです。
普段の食事、生活習慣、それに加えてストレス、こうした複数の要因があり、血圧が常に高い状態になってしまう方も多いのです。
様々な原因によっておこる血圧の上昇ですが、自分を見つめ直し、こうしたリスクを軽減していきたいものです。
血圧が高いと言われたら、まず、自分の原因となるものはなにか、それを考えてみましょう。
そこから、その原因に沿って医師の指導を元に、治療をしっかり継続して行っていけば、血圧コントロールもしっかり出来るようになっていくでしょう。