高血圧予防とビタミンの関係
血圧が高いという状態は体にとって大きな負担です。
たとえ自覚症状がなくても、体内では様々なところに影響が出ています。
血圧は血液が流れる血管の低降圧ですから、血圧が悪くなり代謝異常が起こると、腎臓にも脳にも心臓にも、様々なところに弊害が出てきます。
日頃の食事を見直し、生活習慣の改善などから高血圧予防を行っていきたいものです。
高血圧予防にぜひ利用してほしいのが、ビタミンです。
ビタミン類は高血圧抑制に効果が期待される栄養素です。
その種類ごとの効果を知っておきましょう。
まずビタミンCですが、血管を強くしてくれます。
高血圧になると細い血管、毛細結果などが弱くなり、切れやすくなりますが、ビタミンCを摂取することで毛細血管をより強く丈夫にしてくれます。
ビタミンPも同じように毛細血管の保護作用がありますので積極的に摂取したいものです。
ビタミンC、ビタミンPが豊富な食べ物はトマトです。
ビタミンCが豊富な食べ物というと夏みかんなどもそうです。
柑橘系にはビタミン類が豊富に含まれています。
また特に夏ミカンの場合、ビタミンPの一種「ヘスペリジン」という成分が配合されています。
このヘスペリジンは毛細血管から血液が漏れ出すのを予防してくれる効果もあります。
夏みかんは血管抵抗力をアップしてくれることでも積極的に食べたい食材です。
塩分を取りすぎると体内のナトリウムが過剰となってしまい、血液中にナトリウムが多くなり血圧が高くなります。
このナトリウムの排泄を促してくれるのが、アルギン酸と呼ばれれる成分です。
アルギン酸はワカメなどの海藻に多く含まれていますので、海藻類を積極的に取ると、ナトリウムを排泄するサポートをしてくれます。
抗酸化作用のあるビタミンEも、積極的に摂取したい栄養素です。
納豆などにも豊富です。
抗酸化作用は体を酸化させない作用ですが、血液にも効果を発揮してくれます。
納豆は塩分等のない保存食です。
高血圧予防に利用できる素晴らしい食材です。
大根にビタミンPが多いので、大根おろしと納豆の組み合わせもおすすめです。